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復習★第2部 第2章 冒険者たち  
 早くも挨拶のネタに尽き始めてきた野沢です。
 第2部第2章を読み終えていただけたんでしょうか。
 ありがとうございます。
 そしてここだけ読んでる方も、ご訪問いただきありがとうございます。

 もう、さくっといきましょう。
 第2部第2章の大筋を振り返りたいと思います。
 しつこいですが、ここでも言います。
 ネタバレです。




▼キグナスの魔力

 対ロドリス、そしてロドリスと手を組んだ各国に備える為にシャインカルク城に戻るユリアとシェインと別れて、俺たちは『黒衣の魔術師』の行方を追う為に魔の山ファリマ・ドビトークへ向かった。
 バルザックを追う理由は、『王家の塔』の解放だ。
 『王家の塔』を取り巻く竜巻は、バルザックが召還して強制的に縛り付けているジンの力の暴走。ジンを解放する為には、バルザックに召還を解かせるか、バルザックを倒すしかない。
 以前、ヴァルス大使アンリは、ファリマ・ドビトークに怪しげな魔術師が出入りしているという噂を耳に挟んだと言っていた。手掛かりは、そこしかない。
 だが、ロドリスの宮廷魔術師と一戦を交えてしまった俺たちにロドリスの追撃の手が忍び寄る。
 辿り着いたロナードの町でロドリス兵に襲われた俺たちは、二手に分かれてファリマ・ドビトークを目指すことに。
 シサーとニーナ、そして宿を貸してくれたガルシアがロドリス兵の足止めをしている間に魔の山へ向かった俺とキグナスだが、その道中は過酷だった。
 戦闘能力の低い俺とキグナスがぼろぼろになって、ようやく辿り着いたシサーたちとの合流地点で次々と魔物に襲われる。
 そして……キグナスの中には、とんでもない魔力が潜んでいることが、わかったんだ。




▼宝探しの旅へ

 何とかシサーたちと合流を果たした後、バルザックを探してファリマ・ドビトークを移動中、俺たちはかつてそこにあったと言う村の跡地にぶつかる。
 そこで見つけた『ヴァルス王家の紋章』。
 どうしてこんなところに……。
 戸惑う俺たちの前に、ファリマ・ドビトークに住むドワーフ、ヘイリーが姿を現す。
 バルザックの行方についての情報を求める俺たちに、ヘイリーはある条件をつきつけた。
 かつてドワーフの集落から持ち出された財貨の中にあるはずの、ヘイリーの腕輪と引き換えにバルザックについてわかることを話すという。
 ドワーフの集落から持ち出された財貨――それは、以前俺たちが訪れた風の砂漠のダンジョンを含めた一連のクエストの中に眠っている。
 それなら、シンが……ギャヴァンの盗賊ギルドがその行方を追っているはずだ。
 急遽俺たちは、クエスト攻略の為の『鍵』をヘイリーから預かって、一路ギャヴァンを目指すことになる。




▼ギャヴァンの盗賊ギルド

 シャインカルク城に立ち寄り、ここまでの経緯をラウバルに報告をした俺たちは、ギャヴァンで盗賊ギルドとの接触に成功する。
 縛られて目隠しされて連行される、と言う状態だったが。
 そうして連れて行かれた盗賊ギルドで、俺はシンとの再会を果たした。
 俺たちはダンジョンの攻略に必要な『鍵』をヘイリーから預かっている。事情を話し、ダンジョンへの同行を承諾させた俺たちは、もうひとつ重要な用件をギルドに確認する。
 ――レガードの行方だ。
 ギルドの頭ジフリザーグの許諾を得てギルド本部へ連れて行かれた俺たち。
 俺は、そこで、この世界に来てからずっと探し続けてきたユリアの婚約者……レガードと、初めて対面することになる。
 生きて、いたんだ……。
 昏睡状態のレガードを目にしながら、安堵と共に入り混じる複雑な思い。
 俺がいるべき場所は、ここじゃない。
 早く俺のいるべき場所に……この場所をレガードに返して俺は俺のいるべき場所に、帰ろう……。




▼帝国軍 VS 連合軍

 俺たちがドワーフの財貨を追ってヴァルスを離れた頃、帝国継承戦争も次第に動きが活発になっていった。
 西からロドリス軍、東からロドリス・バート・ナタリアの三ヶ国連合軍が、ヴァルスの友国ロンバルトへ侵入する。
 そしてグレンフォードの活躍でロドリス陣営に加わったリトリア。
 ヴァルスは追い込まれ、孤立していく。
 シャインカルクから派遣されたシェインは、ヴァルスの要塞軍と共にロンバルトの要塞を援護する為に駆けつけるが、既に要塞は陥落寸前だった。
 辛うじて態勢を整えて追撃して来たロドリス軍を迎撃することに成功するが、一方で東側……三ヶ国連合軍を相手取っていたヴァルス・ロンバルト帝国軍は大敗を喫して潰走する。
 ロンバルト王都ウォルムスまではあと僅か。これを失えばヴァルスは、正真正銘、孤立無援で立ち向かわなければならない……!!




▼海底のダンジョン

 ドワーフの宝を追ってラグフォレスト大陸はシュートまでやって来た俺たち。
 ギャヴァンの盗賊ギルド構成員カイル、ゲイトそしてシンと協力をしながらダンジョンを進んでいくが、何と俺、魔物との戦闘中に湖に沈没、たったひとりでダンジョンを彷徨う羽目になる。
 生き延びられるわけがない。だけど、死ぬわけにはいかない。
 必死でダンジョンを彷徨いながら戦う俺だったが、その目の前に思いがけない人物が姿を現した。
 かつてヘイズで知り合った不思議な少女ナタ。
 彼女の助けを借りて何とかシサーたちと再会することが出来た俺たちは、無事にダンジョンを攻略し、脱出することが出来る。
 けれど、最後の宝を手に入れる前に、俺たちを追ってきていたグレンフォードに遭遇。ゲイトを救おうとして、シンは、命を落としてしまう。
 グレンフォードの逃走に助けられて、ようやく最後の宝を手にした俺たち。
 その中に眠る、ヘイリーの腕輪。

 これで、俺たちはバルザックを追うことが出来る。
 ……シンの命を、その代償に支払って。

 シンを巻き込んだ責任は、重く、俺の心に圧し掛かった。






▼裏切り

 ヴァルス・ロンバルト帝国軍の態勢を立て直すために、潰走したヴァルス軍との合流を図るシェインたち要塞軍。
 ヴァルス軍と合流し、ロンバルト公王率いるロンバルト軍と作戦を練り直せば勝機はあるかもしれない。
 そう考えるシェインたちの元に、ロンバルト公王からの使者が訪れた。
 宮廷魔術師ラミア。
 彼女の提案を受け入れて作戦を考えるシェインたちだが、彼女はロンバルトを裏切った第1王子レドリックからの使命を負っていたのだ。
 ロドリスと通じた彼らの罠に嵌められ、シェインはラミアの手に落ちる。
 動き始めたリトリア、ロンバルト王都の陥落、そして行方不明のシェイン。
 ヴァルスは、周囲を取り巻く敵国を相手に孤独な戦いを強いられることとなる。





 お疲れ様でした。
 このあらすじはともかく、第1部〜第2部と、結構長いですよね。
 ここまでお付き合い下さっている方には本当に俺、感謝してます。
 ありがとうございます。

 ここまでのポイントは、まずはやっぱり黒衣の魔術師の行方。バルザックが試みていた召還と言うのも、気になります。それが、かつてはロドリスと手を組んでいた理由に関係あるんだろうか。
 ラウバルと何か関係のあるバルザックは、何の為に大神殿に封じられているストームブリンガーを狙っているのか。
 そしてもうひとつ大神殿の封印堂に封じられているのは何なのか。
 ラウバルが『シュリヴィドル尊師』と呼んだ人物はラウバルの何なのか。なぜレガードを保護していたのか。
 レガードの父フェルナンド公が口にしていたと言う『7番目の使い』とは何のことなのか。
 俺たちがファリマ・ドビトークで見つけた『ヴァルス王家の紋章』――アウグストとシェリーナの追放の理由は、その娘マーリアの運命は。
 そうそう、記憶喪失の男と言うのもいましたね。第2部第2章ではちらりとしか出ていませんが覚えてますか?
 彼は何者で、今後どのように関わってくるのか。
 シンを失ったゲイトが今後、どういう動きを見せるのか。
 リトリア、グレンフォードの動きも気になるし、シェインもどこに行っちゃったんだか。
 大体俺、シェインが戻って来てくれないと……自分の世界に戻れるのか?

 第3部第1章では帝国継承戦争に大きな動きがあります。
 ヴァルスを守る為にユリアがどう動くのか、そして行方不明のシェインがどうなっていくのか。
 あ、もちろん俺たちの動きもですけどね。俺も頑張ります。何とか。

 それでは第3部第1章で会えるのを楽しみにしています。





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